所属スタッフ

 当科では犬猫を中心とした伴侶動物の内科疾患に対する診療を行います。総合内科では、臨床兆候のみでは疾患の鑑別が難しい患者を対象に、身体検査、血液検査、X線検査、超音波検査など各種検査の結果に基づき鑑別診断を行います。そのうえで、疾患の種類に基づき、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科、血液内科、腫瘍内科、皮膚科、腎泌尿器内科などの各担当医が専門診療を行います。必要に応じて、伴侶動物外科や画像診断科とも連携し、CT検査及びMRI検査といった高度画像検査、内視鏡検査、骨髄検査など多岐にわたる検査を行い、疾患に対して確定診断ができるように努めます。

 また、内科疾患の治療に関しては一般的に薬物治療が中心となります。時には抗がん剤治療などご自宅では投薬が困難な治療の対応も行います。疾患の治療上必要となる食餌管理や生活環境についての指導も行い、患者及びご家族のQuality of lifeの向上を目指して治療にあたります。また、外科的な介入も必要な場合には伴侶動物外科と協力の下で、総合的な治療を行います。