MRI装置の不具合発生に関するお詫びとお願い
飼い主の皆様及び紹介元動物病院の先生方へ(MRI 装置の不具合発生に関するお詫びとお願い)
鳥取大学附属動物医療センターでは、施設の改修に伴い高度医療機器である MRI 装置を平成 21 年に導入しました。MRI 装置は、これまでに脳・脊髄を中心とした軟部組織の画像診断に活用 しております。MRI 装置のメンテナンスは、定期点検及びそれに伴う部品交換等により実施して おります。しかし、当該装置の経年劣化に伴い、予期できない不具合が突発的に発生し、予定し ていた MRI 検査が実施できないケースが生じております。これまでに該当の患者様とご家族に ご迷惑をおかけしましたこと、改めて心よりお詫び申し上げます。
MRI 装置の不具合は起動時の発生が多いことから、検査の前日に起動し、動作を確認してから 待機状態にすることにより、突然の検査中止を避けるように運用いたします。しかしながら、今 後も MRI 装置の起動時や撮影時に予期せぬ不具合が生じ検査が実施できないおそれがあります ことをあらかじめご承知おきいただけますと幸甚です。なお、上記を踏まえて当院での MRI 検査 に不安を覚えられる飼い主様におかれましては、必要に応じて他院をご紹介させていただくな どご希望に沿った形で対応させていただきますので、ご遠慮なく担当獣医師にご相談ください。
MRI 装置の新規更新に関しては、他の高度医療機器の更新とあわせて鋭意検討を進めて参ります。 以上、ご不便をおかけしますが、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
2022 年 11 月 附属動物医療センター長 菱沼 貢