鳥取大学 農学部附属 動物医療センター

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TEL 0857-31-5441 受付時間/9:30〜11:30*、13:00〜15:00*「診療のご案内」で受付時間をご確認ください。

よくある病気

口腔内腫瘍

 口腔は、腫瘍の発生しやすい場所です。幸いなことに、すべての口腔腫瘍が悪性ではありません。口の中で異常な腫瘍や病変を発見した場合、それは良性か悪性かを診断できるように、即時検査をすることが 重要です。

 動物の最も一般的な良性腫瘍は、歯根膜から発生するエプーリスです。 また、線維腫などの他の良性腫瘍も発生する可能性があります。

 動物の場合、3つの一般的な悪性口腔内腫瘍があります。それは、悪性黒色腫、扁平上皮癌、および線維肉腫です。 悪性黒色腫(メラノーマ)は、犬で最も一般的な悪性口腔内腫瘍です。本腫瘍は周囲の正常な組織に浸潤していきます。また、 早期に肺などへ転移しやすい性質があります。本腫瘍は、一般的に高齢の犬で見られます。

 口腔内腫瘍は痛みを引き起こします。通常、動物は痛みを感じるとき、たくさんのよだれを垂らします。 また、痛みのため、食べるのが難しくなるので、食欲減退を示す可能性があります。 上記の症状を示している場合は、次の口腔内腫瘍の臨床的症状を確認するため、動物の口をチェックしてください:

  • 口臭
  • 口からの出血;
  • 顔の腫れ;
  • 口の片側だけで食べ物を噛む。

 腫瘍の発生した部位によって、いくつかの治療法が選択できます。 例えば、手術、放射線、化学療法、時には凍結手術です。